AirVPNの評判を徹底レビュー

VPNレビュー

AirVPNはどんなサービス?

AirVPNは世界20カ国で400台以上のサーバーを提供する、イタリアに本拠地を置くサービスです。

このサイトでは基本的にノーログポリシーが第三者機関によって証明されているVPNや法廷でノーログポリシーが証明されているVPNを紹介しています。

残念ながらAirVPNはこれらにあてはまりません。しかし、ノーログは匿名性を獲得する手段の一つです。

AirVPNはVPN Over Torでの通信や匿名性の高い暗号資産での支払いが出来るなど、その他VPNは異なる方法で匿名化が可能です。

AirVPNの料金プランと支払い方法

契約期間月額支払額
3日€60€2
1ヶ月€7€7
3ヶ月€5€15
6か月€4.83€29
1年€4.08€49
2年€3.29€79
3年€2.75€99

AirVPNは多様な料金プランが存在します。長期契約のプランほど月額が安くなりますので最もおすすめなのは3年プランです。

AirVPNは他のサービスのように30日の返金保証はありませんが、代わりに3日間の長短期プランがありますので、こうした短期プランで契約することでAirVPNの使い心地を確認することが出来ます。

支払い方法

AirVPNは以下の支払い方法に対応しています。

  • クレジットカード(Visa/MasterCard/Amex/Diners/JCB)
  • PayPal
  • 2checkout
  • 暗号通貨(Bitcoin、Bitcoin Cash、Ethereum、Litecoin、Dash、Monero、Dogecoin)

AirVPNはVPNサービスの中でも非常に珍しく、暗号資産、DASHやMonero(XMR)での支払いに対応しています。

DASHは誰が取引したかということは匿名化できますが、取引額までは匿名化できません。

Moneroは誰が取引したかだけではなく、取引額も匿名化します。

その他暗号通貨に関してはミキシングという手法を使うことによって匿名化ができますが、Moneroほど手軽ではなく、絶対性もありません。

プライバシー保護に優れた高い匿名性

AirVPNは活動家によって運営されており、IPアドレスを始めとしたプライバシーの保護、ユーザーが制限されることなく情報にアクセスできるように反検閲の姿勢を訴えています。

しかし、AirVPNは法廷での実績や第三者機関による監査によってノーログポリシーを証明されているわけではありません。

AirVPNでは、他のVPNとは異なる方法で匿名化が実現できます。

VPN Over Tor

「VPN Over Tor」はTorを経由してからVPNに接続するという意味になります。

Torネットワークに接続してからVPNに接続するため、VPNサービスはあなたの実際のIPアドレスを把握することができません。

VPN Over Torの通信経路は下記のようになっています。

PC→Torネットワーク→VPN→Webサービス

この方法を利用するメリットは万が一VPNサービスがノーログポリシーを破っており、捜査機関等にIPアドレスを提供しようとしてもTORの出口ノードのIPアドレスしか分かりません。

なのであなたの本当IPアドレスが守られます。VPNサービスのノーログポリシーが信用できないという方にとっては「VPN Over Tor」は貴重なサービスです。

暗号通貨(Monero)による支払いが可能

一般的なノーログVPNサービスで使える暗号通貨は認知度の高いビットコイン等になります。

こうした暗号通貨はミキシング等の特別な手続きをしない限り追跡が可能で、匿名化が不可能なのでVPNサービスを利用していることも知られたくないという人にとっては抵抗があるかもしれません。

その点AirVPNでは追跡不可能で完全な匿名化が実現できるMonero(XMR)での支払いが出来ます。

まとめ

AirVPNはVPN Over Torによりノーログポリシーに頼らず通信の匿名化が可能であり、支払いにおいてもMonero(XMR)を使うことができるので、VPNサービスに個人情報を残さず匿名でのインターネットアクセスが可能です。

登録時は匿名アドレスを使い、アクセスもTor経由で行うことも合わせて行うことで完全な匿名化が可能です。

使い勝手を試すにはまずは短期プランで契約し、問題なければ長期プランで契約するのが無難だと思います。

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