Torrentで落とした物を特定できるサイト
IKnowWhatYouDownloadではIPアドレスを元にTorrentでダウンロードしたファイルの一覧が確認できます。
デフォルトではアクセスしたユーザーのIPアドレスでダウンロードされたファイルの一覧が表示されますが、検索欄に任意のIPアドレスを入力することでそのIPアドレスによってダウンロードされたファイルの一覧も確認できます。
IKnowWhatYouDownloadで特定できるのはあくまでIPアドレスに紐づいてダウンロードされたファイルです。
したがって仮にあなた自身がファイルのダウンロードをしていなかったとしても同一のIPアドレスを利用している人がいる場合には身に覚えのないファイルがダウンロードされている可能性があります。
考えられる可能性としては以下があげられます。
プロバイダが割り当てたIPアドレスが被ってしまった
IPアドレスを割り当てられる数は限られています。
なのであなたが現在利用しているIPアドレスは過去に他の誰かが使っていたIPアドレスの可能性があります。
なので、あなたではない誰かが同一のIPアドレスによってトレントファイルをダウンロードした可能性があります。
マンションなどの共有回線を利用している
もしあなたがISP(インターネット・サービス・プロバイダ)と個別契約しておらず、マンション等の共有回線を使っている場合は同じマンションに住む人同士で同一のIPアドレスを利用していることが考えられます。
なのでIKnowWhatYouDownloadを見れば同じマンションの人達の趣味嗜好が分かってしまったりします。
Wi-Fiが無断使用されている
Wi-Fiは有線接続と違い電波の届く範囲であればどこでもワイヤレスで接続出来てしまいます。
パスワード設定を行っていなかったり、安易なパスワードを設定している場合には第三者によってWi-Fiのタダ乗りをされている可能性も疑った方が良いかもしれません。
VPNサービスの共有IPアドレスを利用している
ノーログVPNサービスは多くの人と共有のIPアドレスを利用し、誰が接続したかという情報を残さないサービスとなっています。
なのであなた以外のノーログVPNサービスを利用している人がトレントで何らかのファイルをダウンロードしていればその履歴を見ることができます。
ノーログVPNサービスを利用する
ノーログVPNサービスを利用していない場合、例えあなた自身が違法なファイルをダウンロードしていなくても嫌疑かかり、捜査対象や開示請求の対象になる可能性があります。
また、Torrentでは自分が意図したファイルと異なるダウンロードされることがあります。
例えばそれが児童ポルノや著作権に保護されたコンテンツとなってしまうこともあり、故意でなかったとしても一度ダウンロードしてしまえば弁明するのは難しいでしょう。
こうした不慮の事態に備えるためにもTorrentを利用する際にはノーログVPNの利用は必須です。
トレント利用におすすめのVPNサービス
NordVPN
NordVPNは世界61か国以上、6000台以上のサーバーを運営するパナマに本拠地を置くVPNサービスです。
ノーログポリシーの外部監査をどのVPNサービスよりも実施しており、Double VPNを実装している等、匿名性に信頼があるVPNサービスです。
通信速度に関しても非常に評判が良く、動画視聴やオンラインゲーム等をストレスなく行うことができます。
NordVPNは速度重視のWireGuardプロトコルを利用する代わりにNordLynxというWireGuardの通信速度を引継ぎながらセキュリティレベルも高いプロトコルを採用しているのも安定した通信速度の理由の一つです。
また、Torrent用のP2P用に最適化されたサーバーも用意しているのでTorrentでのダウンロードをストレス無く行うことができます。
CyberGhost VPN
CyberGhost VPNは世界100か国以上、11000以上のサーバー数を誇り、ルーマニアに本拠地を置くサービスです。
CyberGhost VPNは第三者機関による監査によってノーログポリシーの証明をしています。
通常はプライバシーを犠牲にしてしまう固定IPアドレスサービスもトークン方式を用いることで個人情報と紐づかないように配慮しており、プライバシーの保護に力を入れているサービスです。
また、Torrent用のP2P用に最適化されたサーバーを用意している数少ないVPNサービスです。
他サービスに比べ価格も非常に割安となっており、返金保証期間も45日間ある等、気軽に始められるVPNサービスとなっています。
ExpressVPN
ExpressVPNは世界105国以上、3000以上のサーバーを運営する、イギリスのヴァージョン諸島に本拠地を置くサービスです。
ExpressVPNはプライバシー保護に力を入れており、実際に法廷でもノーログポリシーを証明しており、第三者機関による監査も実施済なので匿名性が保証されているVPNサービスです。
2021年にはLightwayというWireGuard並みの高速通信や通信の安定性を持ちながら現代のセキュリティを重視したプロトコルと同レベルの暗号化されたプロトコルを開発しています。
これによりExpressVPNは高速通信と高いセキュリティレベルを両立出来るようになりました。
海外サービスですが、日本でのサポート体制も充実しており、いつでもライブチャットでカスタマーサポートを日本語で受られるので安心して利用できます。
PIA(Private Inernet Access)
PIA(Private Internet Access)は世界91か国以上、30000以上のサーバーを誇り、アメリカ合衆国に本拠地を置くサービスです。
PIAはプライバシー保護に力を入れており、第三者機関による監査やさらには法廷での証言を通じてノーログポリシーを貫いていることを証明した心強いサービスです。
通常はプライバシーを犠牲にしてしまう固定IPアドレスサービスもトークン方式を用いることで個人情報と紐づかないようにするなど、匿名性に関して非常に細かい配慮をしています。
他サービスに比べ価格も非常に割安となっており、コストパフォーマンスに優れたVPNサービスです。
SurfsharkVPN
SurfsharkVPNは世界100か国以上、3200以上のサーバーを運営するオランダに本拠地を置くサービスです。
2023年にはデロイトによりノーログポリシーを証明され、マルチホップ接続も搭載されている等、プライバシー保護にも力を入れています。
長期契約を結ぶことで他のVPNサービスより割安で使うことができ、同時接続可能な端末数に制限もないので非常にコストパフォーマンスが良いVPNサービスです。
また、カスタマーサービスも日本語対応しており、ユーザーからのフィードバックによって日々日本ユーザーに合わせたサービス改善が行われています。
コメント